長崎のお店

最近は純喫茶で読書がメンタルケア

やっと晴れてくれました

いんちょーです。

まるで梅雨のような2週間を過ごし、また夏が来たような長崎。

ようやくお天気も回復し、週間天気予報からはやっと傘のマークが消えてくれました。長かった…。

こんなジメジメ、そして台風の季節には急な寝違えや、ぎっくり腰、なんだか疲れが抜けない・偏頭痛などの不定愁訴などが多くなる印象です。先週は、そのような訴えをされて来院された方が多数。お天気もさることながら、日光を体が欲しているかのようなサインのような気がしてなりません。

私自身もお天気悪い日が続くと運動できないし、気分も晴れません。

そんな時は、私にとっては体を動かす事が一番いいのですが、お天気がこうも悪いとそうはいきません。こんな時には引きこもって本を読む事が多いのですが、お仕事しているとそうもいかない事が多くあります。モヤモヤも溜まりつつありました。

奇跡的なキャンセル続き、時間がぽっかりと…

その日は、事前の予約が夕方まで埋まっていました。

が。。。

午後からご来院予定の方が立て続けにキャンセルとなり、夕方からぽっかりと時間が空いてしまいました。

いろんな状況を考えてみても、これはチャンス!とばかりに予約していた本を受け取りに書店さんへGO!!気になっていた「Studio Journal Knock 7 Ephemeral Paradise」というフォト・トラベルブックを購入。

モロッコ・チュニジア・エジプト・北アフリカの国々をを旅しながら、そこで出会った個性豊かな芸術家たちとの日々を綴った本書。写真がとてもおしゃれ。院内の待合に置いて、ぜひ皆さんにも見ていただきたい!と思いながら、早くゆっくりこの本を読みたいなと思っていると。。。

前から気になっていた喫茶店が目に飛び込んできました。

東古川町にある『南蛮茶屋』さんです。

昔ながらの純喫茶とはこのお店のことを言うのではないかと思うくらい、すでに表側からその雰囲気がビシバシと伝わってきます。シブいですね〜。

こちらの雑誌でも紹介されていました。


 

店内はまさに昭和の純喫茶!

ドアを開けるとカウンターの席があり、さらにその奥にはテーブル席も。全部で20席ほどはあるでしょうか。カウンターの奥の方にご主人がパイプの煙をくねらせながら座っています。私の姿を見るなり目尻がスッと下がり「いらっしゃい」と一言。長く伸びた髭が特徴的なご主人。うん。このお店は期待できる。ますますそんな気にさせてもらいました。

カウンターの席の方では、奥様がなにやら色鮮やかな布生地を広げて作業をしてらっしゃったので、奥のカウンターへ。店内の雰囲気もすこぶる良い。

明るさを抑えた照明、昭和の時代を生き抜いてきたであろう落ち着いた雰囲気のある家具の数々。まさしく純喫茶。なんで今まで訪れなかったのだろうかと少しばかり後悔してしまうほど、一瞬でその虜になりました。

提供するメニューは、珈琲を中心にご覧の通り。イートメニューはほとんどありませんが、ピザが数種類ありました。

メニューには「昔、コーヒーを南蛮茶とよんでいた。深みとコクのある、そんな珈琲を今、南蛮茶屋で」と一言。珈琲には相当なこだわりがあるのだろうと感じますね。

この日は、雨上がりで非常に蒸し暑く汗もかいていたのでアイスコーヒーを注文して、いただきました。すっきりして飲みやすい味わい。香りもコクも程よく残る感じで、とても美味しくいただきました。

あまりにも落ち着いた雰囲気だったので書店さんで購入した本を早速開き読みふけっていると、あっという間に小一時間は過ぎていました。居心地の良さに時間が経つのも忘れてしまったようです。

次の予約もあったので、少し心残りではありましたが南蛮茶屋を後にしました。平日の夕方近くに訪れたこともあり、お客さんは私一人で貸切状態でしたけどできればもう少し長く滞在してマスターのお話とか聞きたかったなぁと後悔。

また時間ができたらお邪魔したいお店です。今週も行きたい。。。

好きな空間で、好きな事ができる幸せ

偶然予約のキャンセルが相次いでできた時間でしたが、これまた偶然見つけた素晴らしい純喫茶の落ち着いた空間で、大好きな読書ができる時間。

これほど贅沢で、心落ち着くことはありませんね。

別に、めちゃくちゃストレスに悩んでいると言うわけではありませんが、こういった特別な時間を過ごすことは大切にしたいなと。

これからは、純喫茶でストレスケア。

自分なりの解消法ですね。

おすすめ。南蛮茶屋の情報

長崎市東古川町1−1

営業時間 14時〜22時

電話 (095)823ー9084

ゆっくり、まったりしたい時にはオススメです。今回お邪魔した南蛮茶屋さんの情報はこちらの情報誌にも掲載されています。