長崎の街では先週末から長崎ランタンフェスティバルが開催中です。
多くのメディアでも取り上げられる事が多いので、すっかり全国でも有名なイベントになりました。開催期間中は多くの観光客や見物客で会場周辺は大変な賑わいを見せます。
私、いんちょー個人的にも趣味のカメラを片手にこの時期は街をブラブラしランタンの写真を撮るのが楽しみです。わたしがカメラの世界にどハマりするきっかけになったのは、この長崎ランタンフェスティバルがきっかけなので、毎年本当に楽しみなのです。そんなお話もおいおい記事にしていこうと思いますが・・・。
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2020年は長崎が熱い!
個人的にそう思っています(笑)
日本的には今年はオリンピックイヤーなのでそちらが話題に上ることも多いですが、わたしが楽しみにしているイベントが今年は目白押しなのです。
カメラが趣味だという事は以前から公言していますので、このブログを読んでいただいている方はご存知かもしれません。そんなわたしが、カメラと並んで大好きな事があります。それが・・・
美術館巡りです。
巡りと言っても、基本的には長崎県美術館ですけど。
幸運なことに、からだLABたかひら整骨院から徒歩で10分足らずの場所に長崎県美術館があります。そんな個人的な利便性の良さもあり、お昼休みのちょっとした時間や休日などは時間があればたびたび足を運ぶ事が多いのです。
美術品やアート作品を鑑賞する事は、意外にわたしのお仕事にも役立っていたりします。絵画や彫刻、写真などの作品を見ていると、そんな事をそんな視点で見るのかと、非常に感心させられますし、驚きもありますし、自分が同じものを見ても全く思いもつかない視点から物事を見ていたり勉強させられます。
これは、わたしのお仕事の際に人体を捉えるということに非常に役立っています。
そんな長崎県美術館が今年は攻めています。今年は注目の企画展がいくつも決まっていて本当に熱いのです!
整体と何が関係あるのか?
果たして芸術作品を鑑賞することや、アーティストのLIVEを観ることが整体と何の関係があるのかと思う方も多いかと思いますが、実は大いに関係があります。
共通しているある想いがあるからです。アーティストや芸術家・作家さんは・・・
いかにお客さんに喜んでもらうかを考えている。
何の商売においてもそうだと思いますが、売り上げがどうのこうのとかいう前に考えないといけないのはこの事だと個人的には思っています。いかに僕の整体を皆さんにお届けする事で喜んでもらえるか。これは永遠のテーマなのです。
そんなお客さんを喜ばせるヒントがたくさん詰まっているのが、美術館であったり、アーティストのライブ会場だったりするわけなのです。
昔、こんな事を言われた事があります。
「何かの商売を始めようとするならば、ジャニーズのコンサートに行きなさい」と。
ご存知ジャニーズ事務所に所属しているタレントさんのコンサートは、それはそれは楽しいそうです。ジャニーズ事務所のタレントさんのファンの方々はほとんどが女性です。
実は、僕らのお仕事も男性:女性の比率で言えば、圧倒的に女性の来院率の方が多いのです。その女性の皆様に喜んでいただけるような仕掛けがジャニーズのコンサートには詰まっているそうなのです。残念ながら、行く勇気もないためにそれは実現していませんけど機会があれば是非体感したいものです。
話は大きく外れましたが・・・
話を美術館のことに戻します。
わたしは美術館巡りに目覚めてから、長崎県美術館の年間パスを買い、時間があればフラリと立ち寄る事が多いのです。
そんな長崎県美術館の2019-2020の企画展ラインナップが素晴らしいのです。
2019年は芸術都市バルセロナ展やオードリー・ヘップバーン写真展、そして記憶に新しいクリスチャン・ボルタンスキー展が開催されました。バルセロナ展ではガウディやピカソ、ダリ、ジュアン・ミロなど、普段なかなか観る事ができないような巨匠たちの作品が見れましたし、オードリーの美しさを改めて感じ取れましたし、ボルタンスキーの感性に驚愕したそんなラインナップでした。
そして今年2020年も冒頭から長崎県美術館は攻めています。
1月25日から3月29日までは『荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋』が開催されます。これがまさか長崎で開催されることになるとは思っていなかったので、この企画展が発表になった時は個人的に狂喜乱舞しました(笑)
大好きなんです。ジョジョの奇妙な冒険が。
ご存知ない方のために少しだけJOJOについて書きますと、元々は週刊少年ジャンプで連載が始まった漫画作品です。連載が始まったのは1986年ですから、わたしが小学校6年生の時。当時の週刊少年ジャンプはキン肉マンやキャプテン翼、北斗の拳、などなど人気漫画が目白押しで、わたしも毎週のように買って読んでいました。
正直な話、最初はジョジョがあまり好きではありませんでした。
何だか絵が怖いと感じていたのと、ストーリーに何だか入り込めなかった印象があって、毎週読んでいましたがそれほどまでのめり込むということもなかったのです…。
その印象が一変してきたのが、ジョジョの奇妙な冒険が第2部へと突入してきたあたり。その世界観や、最初は嫌いだった描写や絵も「あれ?なんかかっこいいな」と思うようになり、欠かさず読むようになっていきましたし、第3部にストーリーが突入する頃にはすっかりジョジョの魅力に取り憑かれていました。
そんな中で時間が流れ、自身も大学へ進学・就職をする中で、漫画もさほど読まなくなりジョジョの存在も忘れかけたある日に、また衝撃的なジョジョとの再会を果たすことになりました。
それが、2010年に発表された「岸辺露伴ルーブルへ行く」でした。
これは本当に衝撃でした。しばらく離れていたジョジョの世界へ再び足を引きずり込まれるきっかけになった作品でした。まずその表紙のビジュアルが衝撃的で「え?ジョジョってまだやってるの?しかもめちゃくちゃカッコいいじゃん!」と思ったのがきっかけ。しかもあのルーブル美術館から依頼されて作品を書いたというではないですか。
まぁ、その後はご想像にお任せしますが過去の単行本から読み漁り、ジョジョの奇妙な冒険にいまだに浸り続けています。
そんなジョジョの奇妙な冒険の原画展が2018-2019年にかけて東京と大阪で開催されていました。その時は本当に行きたくてたまりませんでしたが、なかなか機会に恵まれずに泣く泣く諦めかけていましたが、何と長崎県美術館での原画展の開催が決まったというではないですか!もちろん九州では初開催。しかも福岡のような大都市ではなく、長崎で開催されるという奇跡!もうこれは行くしかないでしょう。ということで今日に至るのです。
開催前日のプレビューデイに足を運ぶ。
昂る想いを抑えるのに必死でした。この日をどんなに待ち望んだか。いよいよ本物のJOJO原画展が見れるのです。これは幸せ以外の何物でもないのです。さすがに、企画展自体は写真撮影が禁止ですので原画などは撮影できませんでしたが、撮影可能な大型原画も数点ありましたので今回はその写真を掲載しておきます。
色使い、細かな描写・構図、人物のポージング、どれをとってもかっこいい。
何時間でも何回でも観る事ができそうなこの企画展。期間中は可能な限り足を運びたいと思っています。
それでは少しだけジョジョの素晴らしい原画展をご覧ください。
今回の長崎会場の公式ビジュアルとなっている大型原画は、尾形光琳の「燕子花図」がモチーフです。
これもめちゃくちゃカッコいいですよね。
お次は、わたしをジョジョ沼へ引き摺り込んでくれた「岸辺露伴ルーブルへ行く」の表紙となった原画です。
これには、本当にやられました・・・。
さて、これからはノンストップで。
どれもファッション紙から飛び出してきたかのように色鮮やかで、表情豊かです。
あぁ、また見に行きたくなってきました。
是非みなさんも、長崎県美術館へ!