からだLAB たかひら整骨院
完全予約制 受付時間10:00〜21:00
お知らせ

年に一度の体力測定を受けてきました。

いんちょーです。

2019年11月17日。

長崎ベイサイドマラソンに出場してきました。

なんだかんだ言って、6年連続・通算7回目の出場。

ハーフマラソンですから約21km以上走ります。

普通に生活していると21kmも走るということはまずないと思います。

通勤通学で歩くということはあっても、走ってこの距離を移動しているという方はほぼいないですよね。

大人になればなるほど、移動は公共交通機関や自家用車になり、運動から遠ざかって行く人が多いのではないでしょうか。

実は、私も以前はそんな大人の中のひとりでした。

まだ独立開業する前は、朝から晩まで勤めていた施術所の中で施術をし通勤はマイカー。多少、草野球などで身体を動かしてはいましたが、それも月に1〜2回程度。年齢を重ねるとともに体重も増え、お腹もポッコリ。見事な中年体型になっていったところでした。

そこで、一つの転機がやってきました。『独立開業』です。

やっと自分の夢を一つ実現させることができそうだと師匠に報告しに行った時でした。師匠が私の姿を見るなり「その姿では患者さんに納得してもらえんぞっ」と、きつくお叱りを受けました。

私の師匠は、私が師匠の元でお世話になっている時から現在まで、ほとんどその容姿の変化がありません。顔色はよくツヤツヤ。お酒や食べることは大好きなのに体型は引き締まっていて、男性の私からみてもどこか色気があるのです。

そんな師匠はことあるごとに「施術者は技術の腕はもちろんだが、自分自身の体が良い状態でないと人様の身体を正しい状態へ導くことなんてできるわけがない。『心・技・体』という言葉があるように、どれが欠けても施術家としては一流にはなれないと思うよ。」と言っておられ、それを実践していました。

そんなアドバイスをいただき、我に帰った私はもう一度体力と取り戻そうと、ダイエットも兼ねて手軽に始められる運動をと思った時に、まずは走ることから始めることにしました。

これが、ベイサイドマラソンに出るきっかけとなり今現在まで続く習慣となりました。

その時役だったのが毎日の体重管理。運動するためのウェアを買いそろえる前に真っ先に買ったのが、実はこちらの体組織計でした。



体重が減っていく喜びは、モチベーションにもつながりました。

走り始めた当初は、5分も走れば息は上がり、身体の節々は痛みで悲鳴を上げ、それは酷いものでした。それでもとにかく続けようと、食事にも気を使い、仕事が終わった後には週に3〜4回走っていると体重も落ちて、体調もすこぶる良くなりました。

おかげで、年に一度は引いていた風邪も今ではほとんど引かなくなりました。

それから継続して走ったり草野球をしながら身体を動かしていくうちに、運動することが楽しくなって、逆に走れない日や草野球ができない日が続く(忙しかったり、梅雨の時期だったり)と、身体を動かしたくてウズウズするほどまでになってしまいました。

こうなるとあとはそのモチベーションを保つことが大切になってきます。

私にとっては毎日体重計に乗ることと、もう一つが「大会へ出場する」ことだったわけです。あれこれ考えずに、大会に申し込んで出場するという事実を作ってしまえば、それに向けて準備するしかなくなります。

ハーフマラソンくらいになると、そこそこ準備や体作りをしておかないと良いタイムで走る事はおろか、完走すらできないと感じています。特に長崎ベイサイドマラソンはコースの高低差が激しく、何の準備もしないで走ってしまうと、脚がつって途中リタイヤということがあります。今年もレース中に足を引きずって歩いている人を多く見かけました。

それこそ『心・技・体』が揃っていなければ完走出来ないのがマラソンだと感じていますし、それができるということは私の身体もまだまだ大丈夫なのだという証。年に一度の体力・身体測定の日なのです。

しかし。。。。

来年、長崎ベイサイドマラソンは「長崎平和マラソン」として生まれ変わりフルマラソンのコース設定となります。

46歳の私。フルマラソン。走ろうと思います。

ベイサイドマラソンは終わったばかりですが、すでに来年の大会に向け気持ちは走り始めています。少し筋肉痛が残る身体の状態が回復したら、またトレーニングの開始。

来年の体力測定はある意味楽しみです。

ゴール直前の私(黄色のウェア)。今年は気温が高くてバテました。。。