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では何故に骨盤は「ズレる・歪む」の?:長崎のまちの整体・整骨院【からだLABたかひら整骨院】

長崎のまちの整体・整骨院【からだLABたかひら整骨院】いんちょーです!

シリーズで投稿しています「骨盤矯正を行う前に知っておいて欲しいこと」

前回までは、実は骨盤というのはズレたり歪んだりするのは構造上考えにくく、筋肉などの影響で引っ張られたり、緊張したりして、そんなふうに見えているだけですよ〜ってことを、ざっくりと説明してきました。

今回は、そんな話を踏まえてもう少し踏み込んで記事を書いていきます。少し小難しい話にはなりますが、できるだけ噛み砕いてわかりやすく説明していこうと思いますが、真面目に書くので少し眠たくなるかもしれません。そんな時は遠慮なく眠りに落ちてください(笑)お暇なときにでも再度読み返していただけると嬉しいです。

さて、骨盤が何故歪んだり・ズレたりするように見えてしまうのか?という疑問に対しては、前回の投稿で少し触れました。

そもそも骨盤って「ズレる・歪む」モノではないんだよ!|長崎のまちの整体・整骨院【からだLABたかひら整骨院】いんちょーです。 前回の投稿で、骨盤にはたくさんの靭帯が張り巡らされていて、かなり頑丈に補強されていることを書きました。そして、そ...

骨盤が歪んだり・ズレたりしているように見えるのは、骨盤へ付着する筋肉や靭帯による影響です。ここでまず、実際どれくらいの筋肉が骨盤へ付着するのか以下で書いていきますね。

骨盤へ付着する筋肉の数々

  • 腕から骨盤へつながる筋肉…広背筋
  • 背中から骨盤へつながる筋肉…腰腸肋筋・胸最長筋・腰多裂筋
  • お腹から骨盤へつながる筋群…腹直筋・外腹斜筋・内腹斜筋・腹横筋
  • お腹の奥で骨盤へつながる筋肉…腸骨筋・腰方形筋
  • お尻から骨盤へつながる筋肉…大殿筋・中殿筋・小殿筋・大腿筋膜張筋
  • お尻の奥で骨盤へつながる筋肉…梨状筋・上双子筋・下双子筋・内閉鎖筋・外閉鎖筋・大腿方形筋
  • 脚(太もも)を上げる筋肉—大腿直筋・縫工筋
  • 脚を閉じる筋肉…長内転筋・短内転筋・大内転筋・薄筋・恥骨筋
  • 後ろに蹴る筋肉…大腿二頭筋(長頭)・半膜様筋・半腱様

これだけの数の筋肉(30種類)が骨盤から離れた場所(腕や脚など)から骨盤まで伸びていてくっつきます。しかも、この数は片側だけになりますので、左右を合わせると60種類の筋肉が骨盤には付着していることになります。

これだけの数の筋肉が付着していますので、左右の筋肉のバランスが崩れてしまえばどちらかに骨盤が引っ張られたり、傾いたまま固定されたりします。いやゆるこれが骨盤の「歪み・ズレ」と表現されるものであって、骨盤の形自体が変わって「歪み・ズレ」が出ているわけではないのです。

では、そうやって歪んでしまった骨盤はどうやれば戻るのか?

方法や理論はたくさんありますし、それらのどれを選択しても骨盤がズレたり歪んだりしているように見える状態を、本来の正しい位置関係へ戻す手助けはできると思います。

個人的にこれが良いと思い提供している技術・理論がありますが、それが全てではありませんし、それ以外の方法がダメかと言ったらそんなことは決してありません。実際に受けてみて効果を実感したもの、身体にとって良いなぁと感じたものを継続してもらえたら良いのかなと思います。

個人的には、上記すでに書いたような筋肉、脊柱、立位・座位にて身体を支えるために関連のある関節の各機能を取り戻すことで、骨盤は正常な位置へ治ってくれます。これは僕の経験上、何度も経験してきたことなので自信を持ってお伝えしています。

何でも骨盤矯正すれば良いということではない。

しかし、昨今の我々整体・整骨院業界全体における骨盤矯正ブームには少々警鐘を鳴らしたいと思っています。

少なからず、骨盤矯正によるトラブルも耳に入る場合もあるからです。

一番多いのは、力任せの矯正による症状の悪化です。適正な角度・力で骨盤や関節などの矯正をおこなえれば、ときにその効果は驚くほどのものになります。ただ、一歩それを間違えた場合には、関節に付着している筋肉や靭帯を傷つけてしまい、わかりやすく言えば関節捻挫のような状態になってしまい炎症を引き起こすというケースもあります。せっかく良くなるために骨盤矯正を受けたのに、症状が悪くなってしまっては本末転倒ですよね。

それは、施術する側の技術・理論が未熟である場合が多くを占めますが、私はそれよりも本当にその方の骨盤に矯正するだけの状態にあるのか?ということを確かめる検査を行うかどうかだとも思っています。

経験上、骨盤が「ズレた・歪んだように見えている」状態であっても骨盤以外の場所をアプローチすればそれを正常な位置関係へ戻すことは十分可能であるケースもあるからです。それすらも把握せず、骨盤矯正を希望しているからと言って骨盤だけを矯正するというところもあると聞きます。

いかにクライアントの身体に負担をかけることなく症状を改善する方向へ状態を導く事ができるかは、我々のお仕事に関わる人たちには考えて欲しいと思っています。

それでも骨盤は身体にとっては大切な部分です。

僕が身体の状態を改善していく上で特に重要視している部分は「足」なのですが、「足」の次に重要視しているのが「骨盤」です。

人間は重力下で生活する上で必ず立って歩くということをおこないます。その仕組みの中で、土台となる部分は「足」と「骨盤」なので重要だと思っています。また、骨盤は上半身と下半身を繋ぎ連動されていく上で重要な部分ですので、大変重要です。

骨盤が全てではないのですが、とても重要なのは事実です。

骨盤は整えておくと良い事がたくさんあります。

良くも悪くも身体の中心的な部分である「骨盤」

その中には大腸などの内蔵もあります。排泄に関わる部分や、女性ならば子宮や卵巣もあります。それらに関わる、便秘症や生理不順や生理痛、尿漏れなどの症状、冷え性、などの各症状に加え、下腹部ぽっこり、腰のクビレ、O脚・X脚などや、それこそ腰痛やときには肩こりなどにも骨盤は関わります。

骨盤が解剖学的に正しい位置におさまることは、こういったメリットも多いので、ご自分でケアするのもありですし、何より我々のようなプロの手で定期的にメンテナンスを受けていただくことは大切なことです。

骨盤を含めた「姿勢」のことなら、当院へお問合せください。